検体検査

血液算定

血液1mm3当たりの赤血球数、白血球数、血小板数を数えます。
貧血や多血症の有無、又白血病や炎症の有無などを調べます。

血沈

抗凝固剤を加えた血液を管に入れて立て、赤血球が沈んでくる速さを測定するもので、血漿蛋白の異常、特にフィブリノゲンの増加によって促進します。
身体に何か病気(炎症)があると数値が高くなります。

尿沈査

尿を遠心して沈殿物を顕微鏡で調べます。
腎臓、尿管、尿道、前立腺などの疾恵の発見に大切な検査です。

出血時間・凝固時間

出血傾向の検査です。
出血時間は、耳たぶに傷をつけ、30秒ごとにろ紙に吸い取り、血液がつかなくなるまでの時間を測る検査です。出血時間には血小板、凝固因子、血管の因子が関与していて、これらのどれかに異常があれば、出血時間が異常値になります。出血時間の延長があるときには、血小板または毛細血管の異常が最も疑われます。
凝圏時間は、静脈血を採取してから、凝固するまでの時間を測定する検査です。
凝固因子の異常などにより凝固時間が延長します。

骨髄検査

胸骨または腸骨から骨髄を一部採取して、造血機能を調べたり、血球の成熟度を見たりする検査です。
白血病が疑われる時に行ないます。また再生不良性貧血や骨髄異形成症候群の鑑別や骨髄腫の時の確定診断に行なわれます。

肝生検・腎生検

肝臓や腎臓の障害の度合いや原因を調べるため直接組織を採取して顕微鏡で調べます。
皮膚に麻酔注射をし、その後特殊な針により経皮的に組織を採取します。
比較的短時間で終了しますが、血管の多い臓器ですので、しばらくは絶対安静が必要です。

ヘリコバクター・ピロリ菌のチェック

強酸性である胃の中にも存在できるヘリコバクター・ピロリ薗は、胃潰瘍・十二指腸潰瘍や胃ガンの原因菌とも言われています。
近年その薗を除菌することにより、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発や胃ガンヘと移行することを予防することが出来ると考えられています。
薗が胃の中に存在するかどうかを検査する方法は現在、組織鏡検法・培養法・迅速ウレアーゼ検査・尿素呼気試験(UBT)・抗体法の5つがあります。

組織鏡検法 胃カメラの際に組織を採取し、その組織中のピロリ菌の有無を顕微鏡で見るものです。
培養法 胃カメラ時に組織を採取し、持殊な培地に入れて培養して、菌の存在を確認します。
迅速ウレアーゼ
検査
胃カメラ時に組織を採取し、その組織と試薬を試験紙上で反応させることにより、薗の存在を確認します。(60分以内)
尿素呼気試験
(UBT)
持殊なマークを施した尿素(13C)100mgを水100mlに溶かして服用してもらい、その前後(20分後)で呼気を採取します。
ピロリ薗が存在すると、13CO2として呼気から排出されることを利用して、呼気中の13CO2を測定し、その変化量を算定して判定します。
抗体法 血清・尿中のヘリコバクター・ピロリに対する抗体を測定します。

現在当院では、組織鏡検法・迅速ウレアーゼ検査・尿素呼気試験(UBT)・抗体法から1つを選び検査を行なっています。

その他の血液・尿検査

その他、採血・採尿によりさまざまな検査を行なっています。