痛みがあっても運動していいの?

よくあるご質問「痛みがあっても運動してもいいの?」

 

ご自身の痛みについて整理しましょう。

 

急性期と慢性期の痛み

急性期:初めて痛みを感じてから直近の時期

慢性期:痛みを感じてから数か月以上の時期

 

外傷性と疲労性の痛み

外傷性:痛くなった「きっかけ」がある。例えば、衝突・転倒・無駄な動き

疲労性:生活習慣で繰り返されるダメージの蓄積で体が損傷する。

 

痛みの整理は完全に分類することができないことが多いです。

急性期と慢性期を繰り返すこともあります。

また、転倒をきっかけに足が痛くなり、その後に毎日歩き続けることで痛みが続く場合もあります。

 

運動してはいけない痛みは?

 

痛みが強い部位、腫れや熱感がある部位の直接的な運動は避けましょう。

特に、急性期で外傷性の痛みの場合は、痛めている部位を冷やしたり、局所的に安静を心がけることが治療の効果を促進します。

運動してもよいか、医療機関を受診して医師に確認しましょう。

 

痛くても運動した方がいい?

 

多くの場合で、痛みがあっても健康のために運動は推奨されています。その場合、運動の方法や運動量を調整することが重要になります。

例えば、歩くと膝に痛みがある場合にウォーキングやジョギングをすると悪化する可能性があります。

全身の体重が膝にかからないバイクやプール、重さを調整できる筋力トレーニング、ストレッチなどがおすすめです。

 

そして、慢性期の痛みを改善するためには運動が推奨されています。

日々の生活において、自宅でじっとしている時間が長いと慢性期の痛みが続くことがあります。

急に激しい運動をするのではなく、安心できる運動から始めると良いでしょう。

「急がば回れ」の気持ちで徐々に運動に慣れていくと、いつの間にか痛みが気にならなくなっていることもあります。

 

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