スマホ首は現代の生活習慣病!?

スマートフォンやタブレットの画面を見るために頭を下げた姿勢になっていませんか?

その姿勢が習慣化すると、スマホ首になるかもしれません。

スマホは現代の生活で欠かせない存在になっています。スマホに潜む健康リスクと上手に付き合いながら生活しましょう。

 

【スマホ首とは?】

スマホ首とは、手に持ったスマートフォンやタブレットの画面を見るために、首を曲げて視線を手元に下げた状態の姿勢を指します。

スマホ首になると、肩こりや腰痛、頭痛などの症状が出ることがあります。さらには、神経系が原因となる体の不調が生じることもあります。

スマホ首は交通事故や転倒などの明らかな外傷が原因ではなく、生活習慣により徐々に姿勢が崩れることが原因です。そのため、自分自身で日頃から生活習慣に気をつけることでスマホ首を予防することができます。

 

人体のカラダの背骨は、骨盤、腰椎、胸椎、頚椎の4つの領域で構成されます。そして、健康で正しい姿勢は、それぞれの領域で自然なカーブが作られていることです。

逆に、背骨がキレイに真っ直ぐ伸びている状態は、人体にとって不自然で体の不調が生じやすいことになります。

 

スマホ首の姿勢は、背骨の胸椎と頚椎の分かれ目を起点に首を曲げた状態です。頚椎の自然なカーブが消失して頚椎が不自然にストレートに伸びた状態を「ストレートネック」と言います。この状態で頭の重さを支える時、首や背中の筋肉や関節に負担が集中することになります。

 

 

【スマホ首の予防方法は?】

・スマートフォンやタブレットの画面を見る時は、下にある画面に向けて顔を近づけず、画面を顔の高さまで上げて視線を合わせましょう。

・同じ姿勢で15分経ったら肩や首、骨盤などを動かして姿勢をリセットしましょう。

・骨盤体操、肩甲骨体操と併せて、首周囲の筋肉をほぐすストレッチを行いましょう。

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