敬老の日に考える健康寿命

今年の敬老の日、皆さまはどのように過ごされましたか?

この日は長寿を祝う大切な日ですが、私たちが本当に目指すべきは「長く生きる」だけではありません。

心身ともに健康で充実した社会生活が送れる「健康寿命」を長くすることが大切です。

 

 

厚生労働省のデータによると、2022年の日本人の健康寿命は、男性が72歳、女性が75歳です。

60代と70代の健康状態に大きな壁があるようです。

このような声を聞いたことはありませんか?

 

「60代は毎日1時間ウォーキングしていたけど、最近は頑張っても30分しか歩けない」

「60代に大きな病気をしてからは体力が低下して一気に衰えた」

「毎年旅行に行っていたけど、だんだんと身体がついてこなくなった」

「階段や坂道が大変でお墓参りに一人で行けなくなった」

 

つまり、「自由に動き回れる基礎体力」は、健康寿命そのものと言っても過言ではありません。

自由に動き回れる基礎体力のポイントを3つ挙げます。

①足腰が弱くない

②痛みや怪我がない

③肺や心臓に心配がない 

①〜③のポイントを維持するために、トレーニングで身体を鍛えたり汗を流すことは重要です。

 

 

トレーニングは、自由に動き回れなくなってから危機を感じて始めるのではなく、少しでも健康な50代・60代から始めることを強くオススメします。

しかし、50代・60代の人がトレーニングする場合、持病や関節の痛みがあるにも関わらず、一生懸命に頑張りすぎると症状が悪化する可能性があります。

特に、BMI25以上の肥満体型の人は注意が必要です。

そこで、健康に不安がある人がトレーニングする時は、フィットネスジムで適正な運動強度を設定することをオススメします。

 

当施設では、シニア世代の皆さまが楽しく、安全に運動に取り組めるように、理学療法士が監修したプログラムを提供しています。

理学療法士が、一人ひとりの体力や目標に合わせたサポートをいたしますので、運動が苦手な方でもご安心ください。

敬老の日を機に、「未来の健康寿命のためのトレーニング」について考えてみませんか?

いつまでも若々しく、元気な毎日を送るために、今日からできる一歩を一緒に踏み出しましょう。

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