「桜咲く 桜の山の桜花 咲く桜あり 散る桜あり」
こちらはことぶきのレクリエーションでよく使われる早口言葉です。
皆さん清々しい春を迎え、どのようにお過ごしですか?
長い冬が終わり、お天気も良いと毎日外に出たくなりますね。
飛んで火に入るのは夏の虫ですが、晴れて陽に入るのは人の性なのかもしれません。
そして街のあちこちで桜が綺麗に咲いており、つい足を止めて見入ってしまいます。
日本人にとって桜はただの国花ではなく、もっと特別な存在のようです。
そもそも桜のお花見というのは歴史が深く、古くは812年に行われた記録があります。
それまでは桜ではなく中国の遣唐使によって伝来された「梅」が主流だったそうです。
梅のお花も綺麗ですからねぇ(*^^*)
ただ当時は貴族たちの中では「厄払いの儀式」として花見が行われていたそうです。
そんな中、当時の嵯峨(さが)天皇が地主神社に植えられていた桜を見て
その姿に魅了され、牛車を何度も引き返させながらその立派な桜を鑑賞したそうです。
それ以降嵯峨天皇は桜をたいそう気に入り、毎年神社から桜を献上させて
桜の花見を促すようになった、といわれています。
古く平安時代から人々は桜の美しさに魅了され続けているのですね。
さてそんな桜の魅力に取り憑かれた人々が土居原町にも存在します。
「桜まだかな?」ソワソワソワ
「もう結構咲いてる所あるよ!」ソワソワソワ
「今年も行けるんけ?」ソワソワソワ
震度2くらい起きてそうなソワソワ感を出しながらご利用者様とスタッフが
毎日開花予報とにらめっこしております。
3月末の時点で満開予想が4月5日だったので、その日にドライブ企画をたてました!
当日、天気は快晴!
向かう場所はもう決めてあるのですが、来月の下見も兼ねて
まずは中海ロードパークへ「芝桜」の様子を見る事になりました。
ここも満開だと素敵なスポットです
さてその様子は・・・
芝(しば)
うん、そりゃそうです。見頃は5月ですもの。
なぜ行く前に誰も止めなかったのか不思議ですね(゚∀゚)←
さて気を取り直しまして(ご利用者様のご機嫌も取り直しまして)
向かうは同じ中海地区にあります「う川古代桜」
中海小学校の近くでした
このサクラは1929(昭和4)年に旧北陸鉄道小松線の前身だった白山電気鉄道が
開業した際に終着駅である「遊泉寺(後に鵜川遊泉寺)駅」に植えたものだそうです。
1986年(昭和61年)に廃線となり、一時サクラが放置された時期もあったそうですが
地元ボランティアの方々によって保護され、代々受け継いで欲しいとの願いを込めて
「古代(いにしえ)桜」と名付けられたと言われています。
さてそんな素敵な桜の風景は・・・
見上げるご利用者様♪
八分咲き?くらいですが綺麗に咲いていました!
ここは菜の花とのコラボがまた格別に綺麗なんですよねぇ(*^^*)
思わず頬が緩んでしまいます
ご利用者様にも「来れて良かったぁ」と言っていただき大変満足です!
きっと先程の芝桜はなかった事になってますね!(願望)
今年もこの綺麗な桜をご利用者様と一緒に見る事が出来てとても嬉しく思いました。
今も長く辛いコロナ禍が続いていますが、こうやって人々の心を癒やす存在が
四季折々様々な形で身近にある、というのが日本の本当に良いところですね。
皆さんも日常のストレスと上手に付き合いながら
この春も体調管理に気をつけてくださいね (*´o`)サクラーサクラー
アーカイブarchive