ソフィアことぶき
10月の勉強会は「褥瘡ケアについて」
講師は訪問看護ステーション はなはな 特定行為研修修了看護師 の寺田さんです
医療・介護現場でよく目にする皮膚トラブルの中に「褥瘡」があります
褥瘡(別称:床ずれ)とは「持続的に圧迫された皮膚の血流が悪くなった結果、
酸素や栄養が行き届かずに皮膚、皮下組織、筋肉などが死んでしまう」状態をいいます
褥瘡が発生する原因は「圧迫」「ズレ」「失禁・汗」「むくみ」「栄養不足」など
様々な要因が重なり発生します
最短では圧迫が続くとなんと!わずか半日で発生してしまうそうです!
好発部位(よく発生する場所)は寝た時に特に圧がかかりやすい場所です
主に後頭部や背中・ひじ・仙骨部・かかとなどが発生しやすいです
そこで今回の勉強会では主に介護スタッフの視点から考え、
どのような部分に着目して観察する事で早い発見・治療や予防に繋ぐ事が出来るか
という事を学びました
介護職は治療は出来ませんが、知識があれば病気を予防をする事が出来ます
病気を未然に防げばご利用者様の苦痛や金銭的な負担が減り、
また看護師の業務を軽減でき、より重篤な方への手厚い看護が行えるようになります
病気を知り、対応を考え、環境を整える。
この業界がなぜこんなにも研修が多いのかがわかる気がします
これからも自己研鑽を怠らず、努めてまいりたいと思います!
アーカイブarchive