4大認知症

今月の勉強会は「認知症」についての動画研修を行ないました

日本では「4大認知症」とよばれるものがある事はご存じでしょうか?

皆さんが良く知る「アルツハイマー型認知症」を筆頭に

「血管性認知症」

「レビー小体型認知症」

「前頭側頭型認知症」

この4つが認知症の主な種類となります

他にもアルコールが原因となるものや若年性のものもありますが

上記の4つで全体の90%以上の割合を占めるといわれています

 

「アルツハイマー型認知症」は脳に「アミロイドβ」や「タウタンパク」といった

たんぱく質が異常に溜まると発症するといわれています

 

「血管性認知症」は「肥満」や「糖尿病」などの生活習慣病が起因となります

 

「レビー小体型認知症」は脳に「レビー小体」とよばれるたんぱく質が蓄積して

発症するとされています

 

「前頭側頭型認知症」は「タウタンパク」や「TDP-43」などのたんぱく質の性質が

変化して蓄積され、前頭葉や側頭葉の萎縮が起こることが関係しているそうです

 

これだけ見るとたんぱく質の異常が原因のものが多いですね

 

学会ではこの特定のたんぱく質の除去などを研究しており

将来的に認知症の治療や予防ができるようになる事が期待されています

 

しかし令和のこの時代、5人に1人は認知症になるとまで言われています

治療薬が出来るまでは原因よりも症状を知り、対応できる力をつけるのが優先です

皆さんも学ぶ機会があればぜひ、他人事と思わずお話を聞いてみるといいかと思います

 

 

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