第58回日本作業療法学会に参加しました

作業療法士の髙木です。

先日11月9、10日に北海道で行われた日本作業療法学会に参加しました。

私は今回、在宅における疼痛の強いALSの方の介入について発表させていただきました。

作業療法士としてコミュニケーションを支援したことで、ご本人の思いが伝わり作業中の痛みのコントロールやご家族との関係性の回復が得られました。

発表当日は、ALSの方を日頃からよく支援されている方や今後支援予定のある方など様々な方にお越しいただき活発なディスカッションができました。

病院や在宅の違いでだけでなく、県や市町よっても使われる機器や購入申請の事情などに違いがあり、それぞれのセラピストから見た各機器のメリットやデメリットなど生身の声をお聞きできた事は大変貴重でした。

また、ディスカッションを通じて介入の知見がより深まり、明日からの臨床に活かせる新たな学びを得た充実した時間を過ごせました。

お休みの間フォローしてくださったスタッフや職場に感謝です。

得た学びは職場で共有し、今後の臨床に繋げていきたいと思います。

リハビリテーション科

作業療法士　髙木　満帆